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エンジニアになってからの5年間の振り返りとこれからの目標

エンジニアになってからの5年間の振り返りとこれからの目標

こんにちは、すぎーです。
仕事はモバイルアプリの開発に関わりつつ、美味しいもの食べたり、作ったりが好きなので、普段は色んな店(主に和食や海鮮系)をフラフラしたり、たまに気合い入れて料理したりします!
この記事書いているときにYouTubeで見たチャーシューが食べたくなったので、衝動的に炙りチャーシュー丼を作ってしまいました笑

トロトロです笑

これはエンジニアと人生 #2 Advent Calendar 2022の16日目の記事です。
昨日はKawamata Ryoさんの2022年のアウトプットを振り返るでした!
テーマが「エンジニアと人生」とのことなので、エンジニアとして働き初めてから約5年になったので、今までのキャリアを振り返って、これからどうするかの目標を考えてみようと思います。

エンジニアと人生コミュニティ

エンジニアと人生のコミュニティは堤修一さん(@shu223)主催のコミュニティです。
クローズドなSlackのワークスペースで、参加者同士の方が交流したり、情報発信をしています。
自分の場合は、普段仕事で関わるiOSやモバイル系の情報に触れたり、色々なエンジニアの方と交流できればと思って参加してます!
ちなみに自分の場合は、2022年4月から参加しているので、執筆時点で9ヶ月目でした!

エンジニアになってからの5年間の仕事の振り返り

元々社会科の教員志望でしたが、採用試験に合格できなかったり、最初の会社でキャリアなどに不安を感じたので、元々物を作ることが好きなのもあって、エンジニアへの転職を決意しました!(この辺りの詳細はプロフィールに書いてあります!)
自分の今までのエンジニアとしてのキャリアは以下の通りです!

  1. アバナード株式会社(外資系のコンサル): 2017年10月~2020年3月
  2. SHOWROOM株式会社(ライブ配信サービスの運営): 2020年4月~2022年9月
  3. 株式会社野村総合研究所(コンサルティングファーム/金融系のSIer): 2022年10月~

一番最初の会社はアバナードという外資系のコンサル会社です。
聞いたことない方も多いと思いますが、有名なコンサル会社アクセンチュアとMicrosoftの合弁会社です。
そのため社内では、アクセンチュアの出身の方も多く、アクセンチュアの文化や仕組みとマイクロソフトの技術が混ざったような特徴の会社です。
その会社で第二新卒の枠で採用されました。
当時の状況ではかなり待遇もよくて、採用されたのはすごいラッキーでした!
採用されていなかったら、結構人生やばかったかもなって、今思うとヒヤヒヤします笑

最初にC#やSQLやプロジェクトの進め方などの研修を受けた後、アクセンチュアのモバイルアプリを開発するチームにアサインされました。
そこからモバイルエンジニアとしてのキャリアが始まりました!

そこで色々なアプリ開発のプロジェクトに参加し、主にiOSネイティブやionicというハイブリットフレームワークを使ったモバイルアプリを開発してきました!
主にtoBのSalesforceを使った営業支援アプリを実装することが多かったです。
最初はもちろん、エンジニアとしてのスキルや経験も全然なかったですが、Swift愛好会Swift横浜などのコミュニティー、プロジェクトのチームのモバイル開発歴の長いエンジニアの話を聞いたり、質疑応答できるような環境に身を置くことができ、またiOSDCtry! Swift Tokyoなどのカンファレンスにも参加することができました。
もちろん自分でも勉強はしていましたが、自分だけではわからないこともありますし、それらの質問をしたり、開発に関する色々な知見を聞くことができるような人がいたり、場があることは、経験が浅いエンジニアの自分にとってはとてもありがたく、大事だなと思いました!

次の会社はライブ配信サービスを運営しているSHOWROOM株式会社です
人によっては、サービスより社長の方が知っているかもしれません(自分の母もそうでした笑)
ここでは前職でのiOSエンジニアの経験から、カジュアル面談のお誘いをうけて、それ経由で入社することになりました。
長期視点で、自社サービスの開発に関わってみたいという興味もあったのもありました。

ここではiOSアプリの開発だけでなく、自社サービスの運営や開発、改善に関わることができ、技術面ではCIの運用などにも大きく関与でき、とても大きな経験を積むことができました。
若い人が多く、裁量も大きかったので、iOSやSwiftの新しい技術を試したりなど、かなり色々なことにチャレンジできることができた環境だったのは、とてもありがたかったです。

またSHOWROOMにいる間に、ACES株式会社という会社で10ヶ月ほどアプリ開発の副業をさせてもらいました。
ここでは初めてのFlutterのアプリ開発に携わり、また社内の様々な体制や業務の進め方でも非常に勉強になることが多く、本業のSHOWROOMでの仕事と双方でそれぞれの経験を生かすことができたと思っています。

現在は株式会社野村総合研究所に所属していて、某金融機関のアプリの開発に携わっています。
まだ転職したばかりなので、これといった大きな知見や経験はまだ得れていないですが、色々試行錯誤しながら、がんばっています笑

これまでのエンジニアのキャリアで大事だと思ったこと

インプットとアウトプット

上記のセクションでも書きましたが、自分は色々な勉強会やLT回、コミュニティーに参加するようにしてきました。
それは元々幅広いことに対して興味があって、情報収集をしたり、色々な人の話を聞いたりするのが好きな性格もあって、エンジニアとしてのインプットをしやすかったのかなと思っています。
またアウトプットとして記事を書いたり、LTをすることも定期的にしてきましたが、これも元々教員志望で、色々な内容をまとめて授業(発表)したり、人前で話すということにあまり抵抗がなかったこともあり、この経験もアウトプットを積極的にできたことに繋がっていると思いました。

人によっては、インプット、そして特にアウトプットが苦手な人もいるとは思います。
しかし社会人、特にエンジニアの場合は、様々な情報やトレンドをキャッチアップしていかないと、自身のスキルをアップデートすることはできないし、それとセットでアウトプットをしないと、インプットしようとする習慣作りをすることも難しいです。
記事、Twitterなどの投稿、LT、GitHub、YouTubeなど、色々なアウトプットのスタイルがあると思いますが、自分なりに自分がしやすいスタイルでアウトプットとインプットを意識的にしてきたことが、未経験からスタートして、色々な仕事ができていることに繋がっているのかなと思います
したがって自分なりのスタイルで無理がない範囲で、できればアウトプットとインプットをセットでできるように、習慣づけていくことが大事だなと思いました(たまに聞くアウトプット駆動)

ちなみに数えてみたら、2022年の登壇・発表回数は、現時点の発表予定も合わせて、6回でした。
iOSDCの準備で忙しい期間があったので、その期間は余裕がなかったですが、来年は月1くらいで、もっとカジュアルにできるといいかなと思っています。

色々なチームや文化に触れる

自分の場合は、最初のエンジニアのキャリアがコンサル会社だったこともあり、その中で様々なプロジェクトへアサインされたことで、色々なプロジェクトやチームの体制や文化、開発手法やルールに触れることができました。
その後も転職や副業で同様に、色々な経験をしてきたことでよかったと感じていることが、1つのチームのやり方に縛られず、色々な視点で業務や開発に取り組めることです。
例えば今のチームの課題を改善するときに、以前の会社やチーム、副業先での取り組みがそのまま参考になるってことが、今まで多々ありました。
なかなか1つの会社やチームにいると、そのようなことをしにくく、今のチームのやり方が常識だと思ってしまい、多角的に考えることも難しいと思います。
もちろん色々な人から実践例や経験を聞いたり、本を読んだりなども重要だと思いますが、自分自身で色々な環境に身を置いて、リアルに体験する方が解像度が高く、実際の自分の経験として発揮しやすいかなと感じています。

コミュニティーに還元する

記述の通り、今まで色々な技術やキャリアのことをエンジニアの人やコミュニティーで教えてもらってきたので、Giveの精神で逆にそれを還元することも大事だなと思っています。
もちろん自分は技術的にものすごく秀でているわけではないのですが、できる限り初心者や歴の浅いエンジニアの方の力になろうと質問に答えたりとか、カンファレンスのスタッフなど、運営側に回って、色々サポートするなど、自分のできる範囲で力になれればと思って動くことを大事にしてきました。

コミュニティーのエンジニアの方々はとても親切な方が多くて、そういった方々のおかげで、コミュニティーが成り立っているので、できる限り多くの人が支える側に回って、よりコミュニティーを大きく、充実させることが将来も継続的にコミュニティーを維持するためにも必要と感じました。

目標を作る

「今年はこれをやる!」という目標を決めることを2021年から決めていました。
2021年は「副業をやる!」でした。
もちろん金銭的なメリットもありましたが、本業の業務だけでは経験できないことも多く、既述のACES株式会社の副業では、Flutterアプリの開発経験だけでなく、会社の体制や文化などに学びが多く、本業⇄副業で相互に大きなシナジーがあったことも大きな収穫でした。
2022年の目標は、「iOSDCのカンファレンスの登壇」でした。
これは今までやろうと思っていたけど、なかなかできず、今年思い切って目標に定めてみましたが、なんとか達成できました。
詳細は以下の記事に書いていますが、プロポーザル提出含めた準備期間からかなり大変だったので、スタッフ含めて終わった時は、安心感と達成感がありました

iosdc-first-speaker-and-staff
iOSDC2022 初めてiOSDCに登壇&スタッフ参加してみた!今回初めてiOSDCに登壇&スタッフとして参加したので、その感想や気づきなどをまとめてみました!...

有給取得期間でもあったので、終了後はご褒美という名目で旅行や美味しいものにかなり散財しました笑
一番お金使った旅館に泊まった思い出↓笑

hobby-iwanoyu
1番好きな旅館 長野県の「岩の湯」に久々に行ってきた!1番好きな旅館 長野県の「岩の湯」に久々に行ってきた!...

両方とも設定した時は、厳しいかもな?って思いましたが、「やるぞ!」と決めてから、どうすれば達成できるかを考えて、実際にアクションを起こせば、意外と達成できるなってことがわかりました!笑
会社の目標設定でも、達成できるレベルよりも上の目標を設定してくださいといったことを言われますが、少しハードル高いかもってくらいの目標設定がいいのかなと思いました!

ということで、次は来年以降の目標を考えます!

これからの目標を考える

今のところ以下の目標を考えていますが、様子をみながら、整理します!

LTや登壇をもっとやる!

すごい抽象的な目標ですが、アウトプットをもっと増やすために、もう少し発表や登壇の機会を増やせるといいかなと思っています。
月1くらいかな。。?

OSSへのContribute

よく「OSS活動した方がいいよ」という声を聞きますが、OSS活動の中でも既存のライブラリへのContrituteも今までやろうかなと思って、できていないことの1つでした。
今までライブラリやツールなどの中のコードをちゃんと見る機会はあまりなかったのですが、最近以下の記事に書いた調査をするときに、SwiftLintのコードを少し丁寧に追ったこともあって、普段自分が使ってるOSSのライブラリがどのように動いているのかな?って興味が湧きました。

愛好会 開発合宿in沖縄に参加してきた(成果編) SPMベースのプロジェクトを作る愛好会の開発合宿in沖縄に参加してきたので、その成果をまとめました! SwiftのSPMベースのプロジェクトのフィジビリ検証をしました!...


そのようなライブラリのコードや仕組みを理解することで、自身のスキルアップにもなるし、既述のコミュニティーへの貢献にもなると思うので、色々PRを出してみるのも面白いかなと思っています。

海外カンファレンスの登壇

今まで書いた目標で一番ハードルが高そうです笑
iOSDC登壇した後にエンジニアの人と話してると、海外のカンファレンスに登壇するのもいいんじゃない?という話になりました。
実際英語の練習をしたり、海外の仕事に興味もあったのは事実だし、今までやったことがなくて、面白そうだなというのもあって、いずれ挑戦できればいいなって思ってます。
コミュニティー内でシェアしてもらったCocoa Conferencesを見ると、思ったよりも色々なカンファレンスが開催されていて、かつiOSDCのようにスピーカー募集型のカンファレンスもありそうです。
なかなかハードルは高そうですが、研鑽して目指す目標の1つにするにはいいかもと思いました。

この影響もあって、Twitterで見かけた年明けにある第9回 Try English LT! for engineersという英語で行うLT回に勢いで申し込んでみました笑

まとめ

この記事ではエンジニアになってからの5年間とこれからの目標について書いてきました。
今振り返ると、なんだかんだあっという間だったなって思います。
これまでなんだかんだやってこれたのは、色々なコミュニティーへの参加や目標設定など、自分が楽しく、モチベーション高くできるように意識してきたことが大きいです。
やはり人間つまらないと、モチベーション上がらず、作業や仕事もなかなか手につかないものです。
特に自分は、かなりモチベーションドリブンなとこがあって、やる気が出ないものは、本当にやる気が出ません笑
これからも自身のモチベーションコントロールをしつつ、楽しく仕事や個人の活動ができるように心がけていきたいなと、振り返って改めて感じました!
(振り返ると、エンジニア人生の半分以上がコロナ期間って、辛いな。。)

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