App Store ConnectでTestFlightの外部テストの審査を提出する方法
最近初めてTestFlightの外部テストの審査に出すことがあったので、備忘録として審査に必要な項目や方法もまとめておきたいと思います。
以下の情報やキャプチャは、ブログ記述時の情報です。
審査提出までの手順
AppStoreConnectに検証したいアプリのビルドをアップした後、AppStoreConnectにログインして、TestFlightタブを選択すると、以下のキャプチャのような画面が表示されます。
そして左側のサイドメニューの「外部テスト」の+ボタンをタップして、グループを作成しましょう。
グループ名は任意のもので問題ないです。
その後、先ほどアップしたビルドを選択します。
外部テストの審査に必要な情報は？
上記の手順でビルドを選択すると、以下のような情報を入力する欄が表示されます。
以上のように以下の情報の入力が必要です。
①フィードバックメールアドレス
②姓名
③電話番号
④メールアドレス
フィードバックメールアドレスについては、以下のような注釈があります。
> TestFlightベータ版テスター用のフィードバック送信先メールアドレスです。TestFlight招待メールの返信先メールアドレスとしても表示されます。
またアプリにログイン機能がある場合、以下の情報も必要です。
・アプリのログインに必要なID
・アプリのログインに必要なパスワード
上記の画面で、「次へ」をクリックすると、次に「テスト内容」を入力する画面が表示されます。
今回のテスト内容の目的や内容を入力しましょう。
なお「自動的にテスターに通知」にチェックを入れると、審査終了後にテスターにこのテスト内容が通知され、アプリをダウンロードできるようになります。
テスト内容を入力し、「審査へ提出」をクリックすれば、審査へ提出が完了です。
TestFlightの外部テストの審査時間はどれくらい？
通常のアプリ審査と異なり、TestFlightの外部テストは簡易的な審査になります。
審査時間は色々サイトをみてみると、提出時間にもよりますが、30分~1時間など短時間で終了するという情報もありましたが、自分の場合は、金曜日の夜に提出し、月曜の朝に完了していました。
もしかすると週末を挟むと審査の時間がかかるかもしれません。
また簡易的な審査なので、機械的な審査かと思っていましたが、アプリのログイン情報が必要ということは、おそらくTestFlightの外部テストの審査も人力で行っているものかと思います。
審査が完了してもアプリがダウンロードできない時は？
やっと審査が終わって、アプリをダウンロードしようとしたら、以下のように
「このベータ版は、現在新規テスターを受け付けていません。」
アラートが出て、アプリがダウンロードできませんでした。
このアラートが出るのはおそらく、上記の審査前の「自動的にテスターに通知」にチェックをつけてない場合だと思います。
ダウンロードできるようにするためには、TestFlightの外部テストのビルドの一覧で、「テスターに通知する」をクリックする必要があります。
これでアプリがダウンロードできるようになります。
TestFlightの外部テストのアプリをパブリックリンクを発行する
TestFlightの外部テストのアプリでは、パブリックリンクを発行したい場合もあると思います。
その場合、以下の「パブリックリンクを有効にする」をクリックすることで、URLを発行することができます。
なおこのURLを知っている人は誰でもこのアプリをダウンロードできてしまうので、運用は気をつけなければいけません。
なおアプリをダウンロードできる人数は10,000人ですが、数を制限することもできるので、運用次第ではセキュリティのために、必要な数に制限することも検討するのもありでしょう。
まとめ
今回初めてTestFlightの外部テストの審査、ダウンロードを行いました。
手順的には通常の審査ほど大変ではありませんでしたが、初めて行うと、体系的にまとまった資料がなく、またつまずくポイントがいくつかあって困りましたが、一度行えば慣れると思います！
