矯正治療 – 治療・入院編
今回実施している矯正は、保険適用の矯正
元々噛み合わせが悪いなということは気になっていて、ご飯を食べる時もうまく前歯で噛みにくい状態だったので、色々調べてみると、そのような状態が続いて、年を重ねると、奥歯に負担がかかっていき、歯がガタガタになりやすいということがわかりました
美味しいご飯を食べるのが生きがいの一つなので、歯がガタガタになって、ご飯が食べれなくなるのは困ります
そこで現在の歯の状態や、もし矯正をする場合はどのようなスケジュールや金額がかかるのかを確認するために、いくつか矯正クリニックにいきました
一般的な矯正というと、審美的な矯正で、歯並びの見た目を綺麗にすることが目的で、保険適用はされないので費用は全て自費で100万円以上かかることが一般的でしょう
しかし私の場合は歯のずれ具合の程度が大きい、具体的には上の歯と下の歯の位置で、下の歯が前に著しく出ている(正しい歯並びとしては正面の上の歯は少し前に出ている状態)で、通常の矯正の器具を使った治療では改善することが難しいため、手術をして、下顎を1cmほど後ろにずらすことが必要とのことでした
上記の状態は、顎変形症(がくへんけいしょう)」という病気と診断され、入院・手術が必要なため、保険適用されると説明されました。
入院・手術の内容は後述しますが、かなり大変なものです(顎の骨の付け根を切って、ずらす手術です)
しかしその分保険適用されるため、治療費は、入院費については高額療養費制度を利用すれば大きく抑えることができ、合計で数十万と比較的抑えることができます
この治療を受けるかどうかを迷いましたが、やはりいつまでもご飯を美味しく食べたいなというのと、やるなら早い方がいいと思い、2021年7月から矯正治療を始めました
治療の流れ
自分が医師から受けた治療の流れは以下の通りです
- 術前矯正
- 入院・手術
- 術後矯正
- リテーナーの装着
①の術前矯正は実施することとしては審美的な矯正と大きくは変わらず、あの矯正器具を歯につけて、歯並びを整えていきます
私の場合は上の歯の2本抜いて、器具でその隙間を埋めるように調整し、上の歯並びの円周を小さくするようにします
下の歯ももちろん器具はつけますが、術前矯正の段階では、元々下の歯が前に出ていたのを、上の歯並びの演習がより小さくなることで、後ろ寄りになるので、一時的には上の歯と下の歯の距離がより開くことになりますが、それを手術で顎をずらして、一気に下の歯を手前にするという方針でした
期間としては1年半~2年くらいとのことでしたが、結果的には2年3ヶ月で入院となりました
この期間については、治療の進行状況と入院の予約状況にもよって変わってきます
②の入院・手術について、詳細は後述ですが、自分の場合は入院期間は2週間ほどで、私が通っていたクリニックでは入院は鶴見大学歯学部附属病院にいくことになっていたので、こちらで実施しました(本記事に載っている情報は今回入院した2023年10月時点の本病院での話なので、病院が異なる、もしくは時期が異なると状況や情報が異なっている可能性があります)
③の術後矯正については、手術後で不安定になっている噛み合わせの安定化や最後の微調整をします
期間としては半年~1年ほどで終わると聞いています(現在の私はここの状況です)
そもそも術後は半年器具をつけていないといけないとのことです
④は器具を外した後に、歯が元に戻ろうとするのを防ぐため、リテーナーという装置をつけます
リテーナーは矯正の器具とは異なり、取り外しが可能で、最初の2年ほどは食事や歯磨きの時のみ外して、それ以外の時間はつけっぱなしにする、それ以降は寝る時だけつけるなどの状態になるそうです
人によっては歯が元に戻らないように、ずっと付けたままにする人もいるそうです
今回の入院・手術の内容
手術の概要は記述の通り、下顎の付け根の骨を切る、正確には神経が通っているので、それを避ける形で薄くスライスするような形で切断し、それを歯並びが揃うような位置に移動し、プレートで固定するというものです
私の場合は下顎のみでしたが、人によっては上の歯の方も移動させるケースがあるようで、その手術の場合はさらに負担も大きく、入院期間も長くなるそうです
手術による影響としては、退院後も含めて、以下のようなものがあります
- 術後しばらくは口を開きにくい
- 最初はプレートで固定した状態で、あまり口を開くことができないので、徐々にトレーニングして、少しずつ開くようになる感じです
- 術後2~3ヶ月は硬いものは食べれない
- ①と同じで、顎の骨がくっつくまでは、フランスパンのバゲットなど硬いものは食べれません(私の場合はブラックサンダーなどの硬い目のお菓子もしんどかったです)
- 術後1年ほどは下顎に麻痺が残る
- 術中に神経をひっぱるなどのことがあるため、その影響で麻痺が残ります
- 感覚的には親知らずを抜く時に打った麻酔の状態が下顎全体に広がってるような感覚です
- 後述しますが、薬を飲んだり、麻痺を治すための治療をしていきます
- 麻痺しているので、例えばスープとかヨーグルトが口から垂れてても気づかずに、いつの間にか服が汚れているということがあります
- 私の場合、入院の手術後でご飯を食べるときは鏡を見ながら食べてました
- ただ低確率ですが、その麻痺が完治しないリスクはあるようです
- 頬が腫れた状態になる
- 血が溜まっているために腫れるそうですが、しばらくすると戻るそう(最近少し腫れが引いてきたねと言われました)
- 下顎のお肉が少し余るような形になる
- 顎の位置がずれるので、仕方ないですが、こちらも時間をかけると元に戻るっぽいです
肝心の手術の内容については、既述の通り、口内からメス?などで下の歯の奥の方に切れ目?を入れ、顎の付け根の切って顎をずらすものですが、もちろん全身麻酔をして行うので、一般的な全身麻酔と同様に前日の夜から食事の制限があったり、手術当日の朝も飲み物の制限があったりします(自分は以前も別件で全身麻酔の経験があったので、この辺りは特にすごい緊張したりすることもなく、落ち着いていました)
問題は手術後です
これだけの手術なので、術後は元気いっぱいということはなく、以下の写真のように麻酔から覚めた後は以下のような状態になっています
- 点滴
- 点滴をつけてるのは、2~3日だったかなと思います
- 口内の傷口から出る血を排出するための管(通称、ドレーン)が2本口から出ている
- これは2日くらいつけてました、傷口の塞がり具合によるようで、自分は傷口の治りがよく、予定より1日早く外せました
- この管が取れると、お風呂に入れるようになります
- 経管栄養のための鼻から胃までの管
- どちらの鼻から入れるかは、その時の状態によって変わるそうです(ちなみに自分は左の鼻でした)
- 噛み合わせが安定するまで口からご飯を食べれないので、その間の栄養を摂るためです
- 自分の場合はこの管が一番辛くて、これに比べると、他のことは全然大したことなかったです
- 5日間くらいで取れるようで、後述しますが、自分は手術日を含めた5日目の夜に外れました
- 上下の歯をゴムで固定して、動かないようにする
- 術後直後は上下の顎が完全にプレートのみでくっついている状態なので、噛み合わせを安定させるのも含めて、何日かゴムで矯正器具を固定して、完全に動かないようにします
- 水分は後述の鼻からの管か、吸い飲みなどを使って、口から歯の隙間を通して飲みます
- 自分の場合は途中から用意しておいた使い捨てのストローをペットボトルに挿して飲んでました
- 経管栄養の管が取れるまでは基本ゴムでガチガチに固定したままですが、管が取れて、そのゴムが取れた後は、食事と歯磨きの時はゴムを外し、術直後ほどではないですが、歯をしっかり固定するように自分でゴムをかけます
- 口が開かないので、ものすごくしゃべりにくいです
- 私の場合はしゃべっても聞き取りにくい感じだったので、この期間は口頭でのコミュニケーションは諦めて、アプリを使った筆談をしていました
- あごバンテージ
- 手術後は顔や顎、唇がパンパンに膨れるので、それを抑えるために、バンドを巻きます
- 腫れのピークは3日目くらいだそうです
- 確かドレーンを外したあたりの時にこのバンドも外した気がします(ちょっとここ曖昧です🙇♂️)
- 顎周りの痛み
- 矯正中の痛みに似ていますが、多少痛みがあるので、必要なら定期的に痛み止めの薬を飲みます
入院期間は全部で2週間ほどでしたが、自分の場合一番大変だったのは手術後5日間ほど(つまり鼻から管が入ってる期間)でした
手術3日目くらいから、その管が喉にある異物感がすごい不快で、水や唾液を飲むときが結構辛かったのと、元々喉が弱かったのもあり、喉も痛みだしたので、あまり寝れなかったです
このような場合に備えて、口の中の唾液を吸引する機械とチューブがあり、唾液が溜まった時にこれで吸い出すことができます
チューブの先端に洗濯バサミが付いているのは、このチューブは常に吸引状態になっているため、使わないとき以外は吸い込まないように、洗濯バサミで先端を折り曲げています
タンクがいっぱいになったら、もちろん交換してもらえますし、先端のチューブも定期的に交換します
ちなみに経管栄養のご飯はこんな感じです
点滴の時に使っていた器具にそのままつけて、少しずつ管に流す感じです
自分の場合は早いペースで入れるとちょっと気持ち悪くなる時があったので、ゆっくりにしてもらってました
何か困ったときは深呼吸をすると、気分がよくなります
血を吸い出すドレーンの反対側は血が溜まる小さいタンク?のようになっていて、普段は首からかけるポーチに入れて、トイレや歯磨きなどの時は一緒に持ち歩きます
毎朝先生に歯の状態を確認してもらう時間があるのですが、その時に傷の状態と一緒にそのタンクの血液の量を確認して、傷の治り具合の確認の参考にしていたようです
手術後の歯が固定されている時ももちろん歯磨きをします(傷口からの血液によって、意外と汚れているので)
口は開かないので、表面の見える範囲を病院内の売店でも売っている先端が細い歯ブラシ(タフトブラシ)で磨きます
またうがい薬も一緒に渡されるので、それで口の中をゆすぐとともに、舌で歯の裏を擦るようにします(この辺りのやり方は手術前日に口腔外科の方から指導があります)
ちなみに歯磨きですが、この入院前にゴムかけ用の器具を追加で矯正器具につけるので、食べカスの詰まる量がとんでも無くおおくなり、とても通常の歯ブラシだけできれいにすることは困難です
私の場合は矯正前から元々口腔洗浄機を使っていて、この入院中もいつも旅行や帰省の時に使っていた持ち運び用の口腔洗浄機を持ち込んで、歯磨きの時に使っていました(参考)
ちなみにいつも家で使っているのはこちらです
家で使うなら、個人的にはたっぷりの水でしっかり使えるタンク式をおすすめします(以前タンク式でないものを使っていましたが、すぐに水がなくなり、しっかり磨くのが難しかったです)
口腔洗浄機は入院などを問わず、普通の審美目的の矯正の時でも、矯正をしていない時でも使うと口の中をとてもきれいにできるので、おすすめです
麻痺についてはそのままではなく、継続的に改善する治療を目指します
私の場合、具体的にどのようなことをしているかというと、以下のようなことを手術後から行なっています
- 星状神経節ブロック療法
- 星状神経節という首にある交感神経に麻酔薬を注射をして、血流の改善を目指すもの
- 首に注射を打つのですが、薬が注射される時にちょっとドクってする感覚があるので、ちょっと苦手です
- 注射後は10~20分ほど安静にしている必要があります
- 時々注射後に声が掠れて、声が出しにくかったりすることがあったり、ちょっと首に違和感が出るようなことがあります
- レーザーによる治療
- ビタミン剤の摂取
- メコバラミンというビタミン剤を1日3回、食後に飲んでます
入院中は2~3日に1度くらいの間隔で①or②の治療をしていました
治療の効果や確実度としては②よりも①の方が確実とのことなので、基本は①を実施していましたが、難しい場合は②を実施していました
退院後もスケジュールが合うところで、数週~月に1度ほどの頻度で通院して、治療をしています
1日のスケジュール
1日のスケジュールは以下のようになっていて、基本これの繰り返しです
普段夜型気味の生活を送っている私にとってはもはや時差ボケレベルで生活リズムが異なる生活です笑
もちろん21時に寝ることはできなかったので、術後の寝れない期間以外でも、早くても22時くらいに寝ることが多かったです
食事について
食事についてですが、手術前はいわゆる病院食って感じです
苦手なものやアレルギーがあれば、それは別のものに置き換えてもらえるので、申告しましょう
手術直後は既述の通り経管栄養ですが、その後はムース食という全然噛まなくても食べれるような柔らかいものが続きます
補完するようにメイバランスを飲む場合もあります
しばらくすると、おかゆベースの食事になります
一つ注意点ですが、私は手術前にご飯は大盛りにしますか?といわれたので、そうしていたのですが、お粥が大盛りでくると↓の写真のようにとんでも無い量になって、超満腹になってしまうので、気をつけましょう笑
基本退院まではこれが続きます
退院後は3ヶ月ほどは硬いもの、例えばフランスパンなどは食べないように言われますが、徐々に固めのものも食べられるようになります
ただ口が最初はあまり開かないので、サイズは小さくしておいたほうがいいです
口が開けられるようにするのと、少しずつ食べ物を噛めるようにするのはリハビリのようにトレーニングしていく必要があります
その他手術や入院に関する情報
入院した日に看護師さんから入院や手術に関する資料を渡され、詳細の説明を受けました
この資料の写真を撮っておいたので、参考までに(既述の通り、本記事に載っている情報は今回入院した2023年10月時点の本病院での話なので、病院が異なる、もしくは時期が異なると状況や情報が異なっている可能性があります)
個人的にやっておいたほうがいい、大事だなと思ったこと
準備は念入りに
基本的に入院は大変なものです
入院中はできる限り、直接治療に関わること以外でストレスを感じたくないので、それ以外の点はできる限りストレスレス・快適に過ごしたいです
そのため私は今回の入院に向けてできる限りの下調べと準備、必要なものの買い込みをしました
今回の入院期間中は仕事も一部する予定だったので、それも踏まえて、ベッドの環境構築をできるように準備しました
今回ベッド周りはこんな感じになっています↓(我ながらだいぶしっかり構築しました笑)
Macについてはもちろん業務をする会社用のMacなので、セキュリティを考慮して、ベットをMacを結びつけるセキュリティーケーブルとそれをMacにつけるためのアダプターを購入しました(もちろん検証用端末も持ち込み済みです)
ありがたいことに会社からモバイルルーターをレンタルすることができたので、仕事はそれを使っていました
また今回の大変な入院のお供にSwitchを知り合いからレンタルし、かつ話題になっていた神ゲームゼルダの伝説ティアーズオブザキングダムを用意しました
ただSwitch本体のモニターでやるのは画面が小さいのと、ベッドで寝ながらでも操作できるようにすることを考慮して、iPadOS17からの新機能を使って、treastrainさんが開発したSwitchの画面をiPadに出力できるようにしたPadDisplayを利用しました
iPadへSwitchの映像を出力するのに、病院へDockを持ち込みたくはなかったので、今回はDockのように映像を出力できる交換ケーブルとよくゲーム実況などで使用されるゲームの映像をPCに出力するキャプチャーボードを追加で購入しました
手術前は気分転換、術後のしんどい期間はけっこうがっつりやり込んで、だいぶ気を紛らわすことができ、大変ありがたかったです(本作がゼルダ初プレイでしたが、ゲームの自由度が非常に高くて、しかもストーリーや曲も素晴らしいので、普通に退院後もやり続けてました。ラストの🤝のとこは超名シーンでした!)
入院中にがんばって、あの感動シーンに辿り着いたけど、衣装が残念笑
またこのiPadはハブを使って、Switch関連のケーブル以外に、自宅に余っていた無線式のトラックボールのマウスのUSBも挿さっているので、ベッドのから手を動かさずにiPadをマウスで操作できるので、NetflixやYouTubeなどの動画もそのような操作で視聴できました
エンジニアだとこのようにデバイスがいっぱいあるのは珍しい光景ではないですが、普段持ち込まれてもPCとスマホ1台ずつくらいだと思うので、先生や看護師さんはだいぶ驚いていました笑
その他購入・用意して、良かったものは以下のようなものです
- ベッドサイドなどにつけられる収納ラック(参考)
- 写真を見ればわかりますが今回は2つ用意し、1つにはMacやSwitchなどのデバイス、もう一つにはティッシュや飲みもの、その他小物を整理して入れておきました
- ネックピロー(参考)
- 今回買ったのは自由に折り曲げられるものだったので、寝る時に寝やすい形にすることができてました
- 空気式のフットレスト(参考)
- フットレストですが、作業などをする時に背もたれにも活用できました
- 本当はポンプがあるとよかったのですが、入院中はなかったので、頑張って吹いて入れました笑
- 貴重品入れバッグ(参考)
- 番号式ロックが付いている小物バッグで、スマホや財布などちょっとしたものは入ります
- 金庫もありましたが、部屋移動の際など金庫に入れることが難しい場面があったので、その際はスマホや鍵などを入れておきました
- 退院後も普通に使えそうです
- 大きいサイズのスリッパ(参考)
- 普段の院内移動はスリッパだと着脱が楽で快適です
- 大きいサイズのスリッパが必要な人は少ないですが、私の足のサイズは30~31cmなので、助かりました
- ティッシュいっぱい
- 箱ティッシュをいっぱい用意しておくとよいです(私の場合は結果的に全部で4箱使いました)
- 色々汚れを拭いたり、鼻をかんだり、口を拭いたりなど、かなり消費します
- 鼻に管が入っているときはけっこう鼻水が出てきたので、結構使いました
- 綿棒
- 上記の通り、鼻をかむことが多いですが、鼻の管があると鼻水を取りにくいので、綿棒があるとある程度取りやすくなります
- シールがあるゴミ袋
- 今回入院した病院では通常のゴミと血や体液などがついたゴミを捨てる2つのゴミ箱がありましたが、ベッドにいる状態でそのゴミば後に入れるのはかなり大変なので、ベッドサイドに貼り付けられるゴミ袋があると便利です
- 今回は100均で↓このゴミ袋を買いまいたが、ベッドサイドのパイプに貼ることができて、終わった後は縛ることもできるので、便利でした
- テーピング
- 上記のゴミ袋のようなものなどを含めて色々ととめたいものがあったので、一応テーピングを持って行ってよかったです
- 洗濯ハサミ
- こちらも同様に固定したいときにあってよかったです
- 自分の場合は既述の唾液を吸うパイプを服に固定しておくのに使いました
言いたいことがあればしっかり伝える
これは別に入院に限った話ではないですが、言いたいことや感じたことがあれば、言うだけ言った方がいいなと改めて感じました
既述の通り、入院中に一番大変だったのが経管栄養の管があった時期で、これがかなり大変でした
正直手術日含めて、4~5日目あたりはものすごいしんどく、夜もしっかり寝れない状態が続いてましたが、10月は連休があった影響で、管を外す予定日は7日目の朝に外す予定でした
しかしそれだと持たないなと思って、5日目の朝の治療時に正直に伝えたところ、5日目の夜にその管だけは抜くことになりました(ここ数年で一番大変だった時期なので、相対的に一番感動した瞬間だったかもです)
翌日の食事は既述のメイバランスを歯の隙間から飲む形になりましたが、管を抜いたおかげでその日は久々にゆっくり寝れました
感じたことはとりあえず言うだけ伝えることが大事だなと再認識した瞬間でした
院内や入院部屋の情報
今後鶴見大学に入院する人向けに、施設内の写真などを参考までに載せておきます
今回入院したのは個室ではなく、相部屋でしたが、環境的にはこんな感じです
入院エリアは5階ですが、地下1階には電子マネーが使える自販機や軽食が買える自販機があります
私は運動不足解消も兼ねて、1日に何度か飲み物を買いに階段で地下へ行っていました
5階にも自販機はありますが、電子マネーは使えないです
共用の冷蔵庫のあります
相部屋にはエアコンがありましたが、窓際の人はエアコン使って調整してもいいよとのことだったので、空調に関してはだいぶ過ごしやすかったです
私は身長が187cmほどあるので、普通のベッドだと足があたりますが、このベッドは継ぎ足しができるものだったので、30cmほど長くしてもらえました笑
共用の洗面所です
ここで歯を磨いたりします
奥に有料の洗濯機や乾燥機もあります
個人で使える冷蔵庫もあります
ただしテレビと同じく有料で、入院エリアの入り口にあるテレビカード販売機で有料のテレビカードを買ってくると、その時間の限り使えるようになります
最初は使わないかなと思いましたが、管が鼻に入っているときは冷たい水の方が飲みやすかったので、その時から冷蔵庫に課金してました
このラックの横には服をかけるスペースもあり、ハンガーもついてました
一応ティッシュなどがなくなったら、買うことができます
地下に売店がありますが、歯科用品専門店って感じで、コンビニのようになんでも売っているというわけではないです
また入院中の病院着は手術前日からリースしてました(特に手術後は汚れることも多いと聞いていたのと、途中から洗濯が面倒になったので、リースにしてしまいました笑)
おまけ
入院中はトイレ(大・小)の回数をカウントして、毎朝看護師さんに伝える必要がありましたが、回数をカウントするのが面倒だったので、それを記録できるアプリがないかなーと思いましたが、いい感じのアプリがなかったので、仕方なく入院~手術の日までに突貫でトイレ記録用のアプリを開発し、残りの入院期間で看護師さんの反応も見ながらブラッシュアップし、退院日前日にAppStoreでリリースしました!
AppleWatchやWidgetからも記録でき、アプリ内の一覧でそのまま看護師さんに見せることもできるので、ぜひ使ってみてください!
まとめ
ここまで入院や手術についてまとめてきました
この内容がこれから矯正や入院・手術をする人の参考になれば幸いです
退院して、2週間ぶりに外に出たときはすごい開放感がありました!笑