iOSDC2022 初めてiOSDCに登壇&スタッフ参加してみた!
すぎーです!
今年のiOSDCは登壇やスタッフ参加と例年以上に積極的に関わっていたので、#iwillblog用に、iOSDC2022のブログを書こうと思います!
登壇について
まずは登壇について書こうと思います
ちなみに今回の登壇内容はこちらです!
プロポーザルを出してみる!
振り返って調べてみたら、今年の登壇のプロポーザルの募集期間は2022/5/12(木)~ 6/7(火)24:00でした。
登壇枠としては、
- レギュラートーク 20分 + 質疑応答5分
- レギュラートーク 40分 + 質疑応答5分
- LT 5分
がありました。
今年の目標はiOSDCの登壇!と考えていたのですが、プロポーザル募集開始まで何にもネタを考えていませんでした笑
そこで去年のSwift愛好会の雑談で「iOSDCのプロポーザルってどうやったら通りますか?」と聞いて、「運営側は幅広いテーマのセッションを集めたいから、WWDCなどのトレンド技術やすごいレベル高い技術の話じゃなくても、少しニッチなテーマをやると競合いなくて、通るかもしれない」といったアドバイスをもらったことを思い出しました
個人的にはiOSDCのセッションは、大きく以下のような種類になるかなと思っています。
- WWDCなどのトレンド技術の発表
- ある特定の技術に関する研究のような発表
- 個人・自社の開発に関する知見の発表
- ニッチな技術についての発表
- まとめ系発表
- ネタ系発表
どのようなテーマで発表しようかなって考えた時に、正直自分はものすごい技術力があるわけではないし、自社の開発知見を発表するのも難しいので、今回は④のニッチな技術についての発表を選ぶことで、テーマが被らないようにしよう!と思いました!
そして最終的には、「Swiftで我が家を より便利に、安全に!」という内容で、40分枠でプロポーザルを出しました!
内容としては、「Swift×ServerSideSwift×ラズパイ×スマートホーム」をテーマにしたものです
スマートホームは元々自分が好きな領域なので、実装モチベーションとしても高く取り組めるし、自分らしさも出せるかなと思いました!
ニッチな領域(ServerSideSwiftやラズパイ)×好きなこと・興味あること(スマートホーム)で、他の人と被らない、ニッチで自分らしいテーマを設定することを意識しました!
プロポーザルを出すまでの流れとしては、といった感じです!
プロポーザルの募集開始→プロポーザルのテーマ決定→最低限のフィジビリ検証→プロポーザル提出
今回はこの狙いがうまくいったのか、他にテーマが被った人はおらず、プロポーザルは採択されました!🎉
ただこの発表内容自体は、ほとんどの人の日頃の業務で活かせることはないと思うので、完全に趣味・興味ある人向けの発表です笑
発表・実装内容のサマリーとしては↓です!
まとめとして、自分みたいにあまり技術とかに自信ないけど、来年にプロポーザルを出してみたい!という方がいれば、個人的には以下のことを意識してテーマを決めるといいかなと思います!
- ニッチな技術テーマを選んでみる(他の人と被らないことを意識する)
- SwiftUIなどのメジャーなテーマでも、範囲や目的を限定することで、個性のあるテーマになる!
- ①のテーマに自分が好きなテーマ・興味のあることを掛け合わせる
- 自分らしいテーマを意識する
登壇までの準備
登壇が決まったら、あとは本番までに準備をします!
iOSDC2022の開催期間は2022/9/10~9/12でした
この期間はひたすら追加のフィジビリ検証と実装、そしてスライドや資料用のブログ作成、それに発表の練習をしていました!
自分の発表は色々なハードを扱うので、そのフィジビリ検証がかなり大変でした!
また40分の発表だったので、用意するスライドの枚数も多く、補足用のブログ記事も膨らみ、最終的にスライドが115枚、ブログが日本語・英語合わせて30記事、デモ・サンプルのレポジトリが全部で7つの大作になりました!笑
たぶんプロポーザルが採択されてから、ほとんど毎日準備してましたが、ほとんどの人はここまで労力と時間をかける必要はないと思います笑
登壇をする!
いよいよ迎えた当日!
自分の発表は初日で、ハードを扱う発表で当日会場についてから、追加で色々セットアップが必要だったので、早めに会場に準備してました
しかしトラブルが発生⚠️
ラズパイとMac本体がSSHでうまく繋がらなかったり、WiFiがたまに途切れたり、そしてラズパイ本体をWiFiに繋げることができない。。。
結局ラズパイなしのバックアッププランでデモをしました!
ネットワーク依存などのあるデモをしようとすると、デモ失敗の可能性も高くなるので、失敗、もしくはできない時のことを考えて、入念にバックアッププランを用意しておくと、当日慌てるなく、発表ができると思います!
登壇してみてのまとめ
登壇してみて、とても準備は大変でしたが、色々勉強になることもあってよかったです!
個人的にはiOSDCに登壇することの長所?メリットは↓の感じだと思ってます!
- よいアウトプットの機会になる
- 登壇したよ!って言える!
- 登壇者用の違うデザインのTシャツやノベルティがもらえる!
- iOSDCに無料で参加できる!
- (少なくとも2021,2022年は)立木さん(マダオ)にトークテーマと名前を読んでもらえた!(ファンとしては嬉しい!笑)
また発表に関しては、内容が多くて難しかったのですが、もう少し発表内容自体を少なくして、デモや参加者とのインタラクション、ネタっぽいことを入れられたら、参加者側も飽きずにセッションに参加できるし、緊張などで発表時間が延びてしまっても大丈夫なので、発表時間の1~2割くらいは余裕を持って構成しておくといいかな思いました!
もしiOSDCに登壇したいという方がいたら、とりあえずプロポーザルを出してみましょう!
またいきなりiOSDCの登壇はハードル高いという場合は、色々な勉強会やLT会などで練習をして、慣れてから登壇してみるというのもいいかもしれません!
おまけ: 登壇のコンディション
今回の登壇は前夜祭の2番目の枠だったのですが、早めに会場に行って、お昼ご飯を食べていきました。
調べたら、美味しそうなお店があったので、14時くらいに食べて、気合いを入れようとしました!
しかし調子に乗って、頼みすぎました笑(実際に食べたランチ↓、まぐろの中落ち(100円)とマグロのカマ)
美味しかったのですが、食べすぎてしまい、腹痛に…
発表前後はお腹の調子があまり良くなかったです…笑
登壇前のご飯は食べすぎないようにしましょう笑
スタッフについて
次はスタッフについてです!
当日スタッフに参加してみた!
iOSDCではスタッフの種類として、①コアスタッフ、②当日スタッフの方がいます
コアスタッフは過去にもスタッフをしていて、カンファレンス運営のエキスパートのような方々で、iOSDC開催の遥か前から、着々と準備をしている方です!
一方当日スタッフは、カンファレンス期間中の運営をサポートするスタッフです!
今回↓のように当日募集スタッフのTweetが流れてきたので、「登壇もするし、スタッフもやってみるか!」ということで、勢いで申し込んでみました!笑
ちなみにiOSDCのスタッフというと、↓のような緑のTシャツを着ている人です!
今回自分の場合は、勢いで申し込みましたが、このようなカンファレンスに参加者ではなく、スタッフとして参加する人は以下のようなモチベーションの方が多いのではないのでしょうか?
- IT業界やコミュニティーに貢献したい!
- いろんな面白い人に会える
- カンファレンス運営に関わってましたといえる!
- スタッフTシャツがもらえる!?
- カンファレンススタッフへのリスペクト
特に⑤のカンファレンススタッフへのリスペクトは重要だと思っていて、スタッフはあくまで有志のボランティアです!
なので自分達のプライベートの時間を使って、無償でカンファレンスを運営してくれています!
今回参加してみてわかりましたが、
- 朝早くから会場に入って、色々準備したり
- 受付で参加者の方を案内したり、
- 色々見回りをしたり、
- 配信やセッションルームの対応をしたり、
- 会場のネットワークを常に快適に使えるように監視したり、
- Twitterを見ながら、参加者の人が快適に参加できるようにサポートしたり、
- 無線やSlackなどを使って、常に色々発生するトラブルに対処したり
- 参加者が帰った後に後片付けをしたり
- コアスタッフの方はカンファレンス開始前から色々な調整をしたり
など、華やかに行われていそうなカンファレンスの裏では色々なスタッフの方がサポートに回っています
別にスタッフが頑張っているから賞賛しろ!というのではなく、OPでも毎年言われているように、参加者や登壇者、スタッフ、スポンサーなどの関係者のおかげで成り立っているカンファレンスなんだなとちゃんと理解して、お互いにリスペクトを持って、参加することが大事だなということを今回スタッフとして参加して、再認識しました!
(コンビニのバイトをやったら、その大変さがわかって、コンビニ使う時に店員さんに優しくなるみたいなやつです笑)
なので、もし皆さんもぜひ1度はiOSDCに限らず、カンファレンススタッフとして参加してみると、非常にいい体験になると思います!
(ちなみにスタッフとして参加しても、無料で参加できます!笑)
そしてスタッフはいつも不足しているので、スタッフ参加はWelcome!だとのことです!